将来を見据えて目標を立てる重要性
超高齢化や医療現場の人手不足の影響で看護師のニーズは年々高まっており、日々忙しく動き回っている人は多いだろう。
本人はもはや、将来のキャリアについて考える余裕すらないかもしれない。
しかし、看護師として長く働き続けたいのであれば、将来を見据えてキャリアプランを立てておくことが重要だ。
将来の目標を立てれば目指すべき方向が明確になり、仕事へのモチベーション向上にも繋がる。
目標設定はキャリアアップを目指す上で、大事な第一歩なのである。
キャリアプランを立てる際には、まず自身のキャリアの棚卸しをしてみよう。
これまでの経験やスキル、強みや弱みなどを分析し、自分が本当にやりたいこと、そして進むべき道をハッキリさせよう。
目標設定の際には、SMARTの法則を活用することをおすすめする。
SMARTの法則とは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time-bound(期限)の5つの要素を満たして目標設定を行う方法のことだ。
これを導入することで、目標達成の確率を高めることができると言われている。
自身の理想的なゴールを思い描く際は、できるだけ具体的に設定することが重要だ。
「患者さんから信頼される看護師になる」という目標ではなく、「患者さんの名前を覚える」「患者さんの話を丁寧に聞く」「患者さんの不安や悩みに寄り添う」など、具体的な行動目標を挙げるようにしよう。
明確な目標設定が大事
一般的には、転職を決意するときには明確な目的を立てる。
転職活動を進めていくには精神的にも経済的にも負担が大きいため、はっきりと達成したい目的が定まらなければ決断できないことが多いからである。
また、目的を決めなければ、転職先の候補を探し出すのが難しいのも理由となっている。
しかし、看護師の場合によくあるのが、転職活動を先に開始してしまって、後から目的を決めていくというパターンである。
これは、看護師は転職しやすい状況ができていることがよく知られているからに他ならない。
その気になればいつかは転職先が見つかると安易に捉えている人が多いのである。
少し職場で嫌なことがあったり、もっと良い待遇で働いたりしたいと考えたときに、まず求人を見てどのような待遇があるのかを確認することから始める人が多くなっている。
そして、その待遇を見て、転職した方がより良い形で働けそうだと考えたら本格的に転職活動に踏み切るようになっているのである。
ただ、このときに目的を曖昧にしたまま転職先を決めてしまう人もいて、それが原因で失敗をして再度転職をしてしまう人も増えている。
待遇を調べて良いものがあるかを調べようという気持ちが先行してしまって、本当は今の職場でもそれなりに満足しているのに転職するのを決断してしまっているのが原因なことが多い。
結果として、転職しなければ良かったと後悔している看護師もいるのが現状である。
どのようなきっかけで転職活動をするとしても、目的を明確にしてから決断することが重要と言える。
もし目的を明確にできたのなら、こちらの情報サイトで目的に沿った転職先選びのコツを勉強すると良い。